たかなめしのルーツ

サキばあちゃんの写真
サキばあちゃん

 

 明治時代、まだ豊肥本線が全線開通していなかった頃、当時の鉄道大臣が阿蘇に来られた際に、現在の市ノ川駅にほど近い、小高い丘で小休止なさったそうです。

 

 ここからは初代店主久徳のおばあちゃん(チモばあちゃん)の代からの口伝えでの話ですが、その時に地元の人達がもてなした料理の中に、お煮しめやまぜご飯、だご汁等々に混じってたかなめしも一品入っていたと言われております。

 

 あそ路のたかなめしの始まりは、それから少し時が経ち、初代店主である久徳の母「サキ」が、子ども10人を抱えた大家族での食事の際に、夕げの膳にしばしば作っていたものがその原点であります。

 

 昭和43年3月のドライブインあそ路の開店後、その10人兄弟のうちの一人の「子どもん頃にオッカサンが作って食べさせよった、たかなめしを出したらヨカバイ!」という一言がきっかけで、初代店主の久徳が初めて「元祖たかなめし」としてメニューに載せました。

それが今では阿蘇を代表する郷土料理の一つとして広がっています。

 

 お店によって使う高菜や味付けは異なっていますが、あそ路では昔から、阿蘇で栽培されている高菜の種を蒔き、阿蘇で育った高菜だけを使って、昔ながらの製法で漬け込んだ高菜を使って謹製調理いたしております。

素朴な滋味溢れる味をお楽しみください。